チェルシーから期限付き移籍中のルカク、「インテルこそ我が居場所」と宣言。今夏は復帰予定

今季チェルシーからインテルへと期限付き移籍しているベルギー代表FWロメル・ルカク。

2021年8月にインテルから1億1300万ユーロ(およそ168.3億円)の移籍金でチェルシーへ加入したものの、プレミアリーグでは26試合で8ゴールと期待ほどの活躍ができず、今季はインテルへと貸し出されることになった。

その契約内容は手数料800万ユーロ(およそ11.9億円)の1年間ローン、買い取りオプションは付いていないというものである。

イタリアに戻ってきたルカクは今季23試合で9ゴール5アシストと多少復調を見せており、自身初のUEFAチャンピオンズリーグ決勝戦進出にも成功している。

彼は今回『HLN』のインタビューに対して以下のように答え、インテルが自分の居場所だと確信していると話したという。

ロメル・ルカク

「とてもリラックスしているよ。準決勝の試合終了の笛が鳴った時すらもね。あまり陶酔感はなかったんだ。

そう、これは僕にとって初めてのチャンピオンズリーグ決勝だ。いいね。以前だったら、大声で叫びながらピッチを駆け回っていただろうね。

インテルのファンは、僕がクラブのためにすべてを捧げていることを知っている。僕もサポーターの一員であるように思っているよ。

1998年のUEFAカップ決勝戦、パリで行われたインテル対ラツィオのことは子供の頃から覚えているよ。ロナウドがゴールを決めたんだ。

昨季はチェルシーで快適に過ごすことができたよ。しかし、『もしチェルシーでうまく行かなかったとしても、自分にはインテルがある』とわかっていた。そして復帰したとき、やはりインテルが自分の居場所だと確信したよ。

アンデルレヒトでもそうだったが、僕はこのクラブのことを真剣に考えているよ。頑張っていきたい。ここで励ましを受けている、それが最高の事実だよ」

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まだチェルシーとの契約が2026年まで残っているロメル・ルカクであるが、すでに心は完全にインテルへと移ってしまっているようだ。

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