岡山天音、藤原さくら、財前直見が「こっち向いてよ向井くん」に出演。赤楚衛二の家族役

岡山天音、藤原さくら、財前直見が日本テレビ系で7月にスタートする連続ドラマ「こっち向いてよ向井くん」(水曜午後10:00、開始日未定)に出演することが分かった。

赤楚衛二が主演を務める「こっち向いてよ向井くん」は、「FEEL YOUNG」(祥伝社)で連載中の、ねむようこ氏による同名漫画が原作。主人公は、雰囲気よし、性格よし、仕事もできる、いい男である向井くんこと向井悟(赤楚)。10年ぶりに恋をしようと意気込む彼に待ち受けていたのは、すてき女子たちとの出会い、そして10年前の忘れられない元カノで…。切実なのに笑えてしまう、不器用だから胸を打つ、それでも恋を諦めきれない“恋愛迷子”のラブストーリーが展開される。

3人が務めるのは、向井くんと一つ屋根の下で暮らす向井家の面々だ。

岡山は、向井くんの妹・麻美の夫(義弟)・武田元気役。向井くんの実家で同居中で、カレーが名物のカフェ店主でもある。人懐っこくフレンドリーではあるが、時にデリカシーがない一面も。そんな元気との新居が見つかるまで、実家暮らしをする向井くんの妹・麻美を藤原が演じる。麻美は、群れをつくって行動するタイプではないが、一度心を許した相手には真摯(しんし)に向き合う性格だ。そして、財前が、向井くんの母・公子役を務める。夫は単身赴任中。新しいもの好きで特にコンビニエンスストアのスイーツに目がない。

岡山は「これから出演するドラマの原作を読んでいるということそっちのけで、楽しんでしまいました。周りの女性や人間関係に翻弄(ほんろう)させられる向井くんのことを、わが事のように応援しつつ、僕自身、読んでいて非常に勉強になりました。身につまされるような思いです」と感想を伝え、「元気くんというキャラクターとともに、このドラマがよりにぎやかで奥行きのある作品になるよう努めたいと思います」と意気込みを語る。

また、元気の妻・麻美を演じる藤原は、既婚者を演じるのは初めて。「気だるげでつかみどころがなく、ポツリとつぶやいた一言の破壊力がすさまじい子ですが、自分を持っている心(しん)のある女性だなと感じました。結婚に伴う制度や、お互いの変化に対して疑問を感じている役どころで、向井くんも麻美たちもどうか幸せになって…と願っております」と、本作で描かれる恋愛や結婚の形への問いかけに触れつつ、自身の演じるキャラクターへの思いを口にする。

そして、向井くん、元気、麻美を温かく見守る母・公子を演じる財前は「息子の赤楚衛ニさん、娘の藤原さくらさん、娘婿(むこ)の岡山天音さんという、2人の子どもと1人の娘婿の母として、どんな時でもおいしいご飯を作って見守っていこうと思っています。まだ見ぬ息子の彼女に期待を寄せつつ、撮影が今から楽しみです」と、撮影に向けて向井家メンバーの共演者たちについて話している。

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