東大出身の須山、初の三段目も… プロ入り2度目の負け越し

 東大出身初の力士で、今場所から三段目に昇進した須山(木瀬部屋)は25日、負け越した。立ち合いで押し込んだがはたき込みに屈し「相手が引いてしまうくらいの相撲を取ろうと思ったが、足がついていかなかった」と悔しがった。負け越しはプロ入り2度目となった。

 昨年夏場所で初土俵を踏み、注目を浴びながらこつこつと番付を上げてきた。東73枚目で最後の一番に勝てば三段目残留の可能性もあり「少しずつ強くなっている手応えはある。それを結果につなげていきたい」と前を向いた。

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