減農薬で愛情もたっぷり「エコラブトマト」出荷ピーク

愛媛県内で有数のトマトの産地大洲市では、環境や温度管理などに配慮しながら大切に育てたエコラブトマトの出荷が最盛期を迎えています。

大洲市などをエリアとするJA愛媛たいきでは、減農薬など独自基準を設けさらに細やかな温度管理で愛情たっぷりに育てたトマトを「エコラブトマト」としてブランド化、現在28軒が合わせて6.2ヘクタールで栽培しています。

現在、出荷の最盛期で西野孝志さんのハウスでも、丸々と太った300グラムほどの実を手際よく収穫していました。

JA愛媛たいきによりますと、今年は冬場の低温などで出荷が例年より1週間ほど遅れ、3月末からだったものの、しっかりした肉質の美味しいトマトに育ったということです。

(西野 孝志さん)
「甘みと酸味のバランスがよくとれていて、とてもおいしくできた。肥料、ビニール代全部値段が上がっている。もっと皆さんにトマトを食べてもらえたら」

収穫作業は年内いっぱい続き、県内外に例年並みのおよそ640トンの出荷を見込んでいます。

© 株式会社あいテレビ