258億円投じて残留争い…モイーズ監督主導の補強にNO! ウェストハムが新SDを招へいか

写真:Getty Images

ウェストハムが経験豊富なスポーツ・ディレクター(SD)を探しているようだ。イギリス『90min』が伝えている。

ヨーロッパ・カンファレンスリーグ(ECL)のグループステージから準決勝までを11勝1分けという圧巻の戦績で駆け抜け、見事、フィオレンティーナとの決勝戦へ駒を進めたウェストハム。その一方、プレミアリーグは序盤戦から残留争いを続け、最終盤にきてようやく残留を決めた。

それでも、オーナーのデイビッド・サリバン氏は2024年6月まで契約を残すデイビッド・モイーズ監督(59)の任期全うを望んでおり、今夏で別れを告げる考えは一切なし。一方で、モイーズ監督らが補強計画を主導している状況は変えるべきと踏み、経験豊富なSDを置きたいと考えているという。

現在は、昨年5月に現役を退いたクラブのレジェンド、マーク・ノーブル氏がSDに就いているものの、経験不足と判断したのか今年1月の就任から約半年で役職を変える方針。後任の最有力はローマのチアゴ・ピントSDだという。

その他にも、ブレントフォードのテクニカル・ディレクター(TD)を務めるリー・ダイクス氏、リバプールやトッテナム行きも囁かれるレバークーゼンの元スカウト責任者、ティム・シュタイテン氏らが挙がっている。

昨夏はモイーズ監督ら主導の補強で1億5000万ポンド(約258億1000万円)以上を投じながら、あろうことかプレミアリーグで残留争いを強いられたウェストハム。今夏は退団濃厚なキャプテンの穴埋めも大事だが、“SDの補強”も重要だろう。

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