千葉の親子三代夏祭り 4年ぶりに開催へ

千葉の親子三代夏祭り 4年ぶりに開催へ

 千葉市の夏の風物詩、「千葉の親子三代夏祭り」が4年ぶりに開催されることになりました。

 「千葉の親子三代夏祭り」は、例年、千葉駅周辺の中心市街地を会場に2000人規模の千葉おどりや神輿の練り歩きなどが行われてきました。

 新型コロナ流行前の2019年は、延べ33万人が訪れましたが、新型コロナの影響で2020年以降は、中止が続いていました。

 2023年は、8月19日と20日の土日の2日間、中央公園や千葉銀座通りなどを会場に、新型コロナの流行前と同じような形で開催される予定だということです。

 4年ぶりの開催を発表した千葉市の神谷市長は、親子三大夏祭りは50年近く前から続く「レガシー」で、2023年も中止した場合、「祭りを今後、継承していけない。開催のノウハウが失われる」といった危機感があったと明らかにした上で、次のように述べました。

千葉市 神谷俊一 市長
「ことしできるだけコロナ禍以前の形で開催することで、半世紀続けてきたものをこれからの10年20年につなげていける。千葉開府900年が控えているので、千葉氏をルーツに持つ街として、この街の歴史、成り立ちを考えて、これからの街づくりにも思いを馳せる祭り」

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