別人にマイナポイント、113件 総務省、第2弾で全自治体調査へ

 総務省は25日、マイナンバーカード普及策「マイナポイント第2弾」で、誤って別人にポイントを付与する事案が少なくとも90自治体で計113件あったと発表した。他の自治体でも起きている可能性が高いとして、全自治体を対象に調査する方針も明らかにした。

 自治体の支援窓口を利用してポイントを申請した際に、手続きの途中で退去。ログアウトしないまま次の人が手続きを進めたため、前の人が受け取るはずのポイントが付与されたという。

 マイナポイント第2弾は昨年6月に全面スタート。総務省が最初に自治体から誤付与の報告を受けたのは同8月15日で、その後も断続的に報告があり、計113件に積み上がった。

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