全国から高校生を募る「せとうち留学」 モデル校の取り組みを紹介 香川

香川県の公立高校が全国からの生徒を募集する 通称「せとうち留学」のモデルとなる高校の取り組みが紹介されました。

香川県教育委員会が開いた報告会には、公立高校の担当者ら約50人が参加しました。

「せとうち留学」は2021年度に始まり、2022年度からは県内全ての公立高校30校と県立高松北中学校で募集しています。

現在はそのうちの17校に、19都道府県から来た108人が在籍しています。

県教委は、受け入れ人数は順調に推移しているとしていますが、住居や食事、身元引受人の確保に課題があるとしています。

小豆島中央高校は、東京での合同説明会に参加するなどして、2023年度は関東地方や東海地方などから8人の生徒を受け入れました。

(小豆島中央高校/公文洋 教頭)
「せとうち留学を通して、各学校やその地域の強みと課題を見極めてほしい」

(香川県教育委員会 高校教育課/橘正隆 課長補佐)
「全国募集が一つきっかけになって、香川県それぞれの高等学校、県立中学校の魅力化が進むということが一番大きな目標」

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