マイナで証明書交付 一時停止へ 岡山市など、システム点検で

岡山市役所

 マイナンバーカードを使った証明書のコンビニ交付を巡るトラブルが相次いでいる問題で、岡山県内では岡山市が27、28の両日、倉敷市が29日にシステム点検のためサービスを停止する。25日に停止した井原市は点検が終わり次第、6月4日までに再開する方針。

 倉敷、井原市は、他自治体で誤交付が起きた富士通Japan(東京)のコンビニ交付システムを利用して住民票の写しや同記載事項証明書、印鑑証明書などを発行。岡山市は税関係のシステムに同社製を使っており、サービスの一部が点検の対象になった。これまで3市で誤交付は確認されていない。

 倉敷市は29日、サービス停止に伴い市本庁舎と児島、玉島、水島支所の窓口業務を延長。午後5時15分~同7時に証明書の発行に対応する。

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