メロン「イバラキング」初の品評会 水戸 茨城県オリジナル品種PR

県オリジナルメロン「イバラキング」品評会の入賞者ら=水戸市白梅

メロンの茨城県オリジナル品種「イバラキング」の品質をPRしようと、県は25日、初めての品評会を水戸市内のホテルで開いた。出品された19点のうち、生産者5人が最終審査に臨み、丹精込めて育てたメロンの出来を競った。

品評会では、高級フルーツ店スタッフやパティシエなど審査員8人が、編み目模様や甘さ、果肉の食味、香りなどを評価。最優秀のゴールドマイスター賞に選ばれた鉾田市の根崎直喜さん(43)は「とにかく味にこだわって作り、今年は外観も含め良いメロンができた」と喜びを語った。

審査委員長の鎧塚俊彦さんは「決勝に残った五つともおいしかった。菓子屋として自信を持って勧めたい」と高く評価した。受賞したメロンは東京都内の高級フルーツ店や県アンテナショップ「IBARAKI sense(イバラキセンス)」で販売される。

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