SAF工場に22億円融資へ 三菱UFJ銀と京都信金

SAFの製造工場への融資が決まり、記念撮影するレボインターナショナルの越川哲也社長(中央)や金融関係者=23日、京都市

 三菱UFJ銀行と京都信用金庫は25日までに、バイオディーゼル燃料の製造、販売を手がけるレボインターナショナル(京都市)に計22億円を融資すると発表した。レボが愛知県田原市に建てる、航空機用再生燃料(SAF)の製造工場の建設費や設備投資費用に充てる。

 三菱UFJ銀などによると、環境に配慮した事業に融資する「グリーンローン」の枠組みを使う。廃食用油などから作る環境負荷の低いSAFの製造工場に対するグリーンローン契約は国内初だという。

 レボによると、工場の完成は2024年春ごろ。

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