SJホールディングス<2315>、金融関連商品事業の中国子会社をMBOで譲渡

SJホールディングスは、金融商品を販売する中国の福建聯迪商用設備有限公司(福州市。売上高28億3000万円、営業利益1億2100万円、純資産18億5000万円)の出資持分すべて(51.0%)を、現地経営陣が100%出資する投資会社Smartview Resource Limited(英国バージン諸島)に譲渡することを決議した。

福建聯迪商用設備は、中国において税収コントロール・レジスタ製品関連やATM・POS電子決済支払機関連事業を手がけてきた。一定の成果を上げたものの、同国政府の政策変更や価格競争の激化などを背景に今後の成長には多くのコストがかかる見通しとなった。そのため、SJホールディングスは経営資源の効率化と早期の業績回復のため譲渡が最善と判断した。

譲渡価額は約9億500万円。譲渡予定日は2008年6月16日。

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