新政権誕生に滞りも経済に影響なし

5月14日投開票の総選挙後、新政権誕生に向けた模索が続いているが、アーコム財務相はこのほど、新政権誕生にはあと数か月かかる見通しだが、これがタイ経済に大きな悪影響を与えることは考えられないとの見方を示した。新政権誕生に向けた実質的な手続きは、中央選挙管理委員会が投票日から60日以内に投票結果を正式発表することでスタートする。このため、現在の状態は異常事態ではなく、タイ経済は健全性を保っており投資家の信頼も失われていないという。 一方、タイ経済を支えている輸出はこの4、5カ月ほど一部の品目が低調であるが、農産品や食品関連は健全な状態が続いているとのことだ。(『バンコク週報』より。https://bangkokshuho.com)

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