米議会襲撃、極右に禁錮18年 連邦地裁「民主主義に脅威」

2021年1月6日、米ワシントンの連邦議会議事堂を襲撃するトランプ大統領(当時)の支持者ら(AP=共同)

 【ワシントン共同】米首都ワシントンの連邦地裁は25日、2021年の議会襲撃を巡り、扇動共謀罪などで有罪評決を受けた極右団体オースキーパーズのリーダー、スチュワート・ローズ被告(58)に対し、禁錮18年を言い渡した。同地裁のメタ裁判官は、ローズ被告に反省の色が見られず「この国と民主主義に対する脅威だ」と断じた。米メディアが伝えた。

 ワシントン・ポスト紙によると、議会襲撃で有罪となった数百人の中で最も重い量刑だという。検察側は禁錮25年を求めていた。

 量刑言い渡しを前にローズ被告は「私はトランプ氏と同様に政治犯だ」と主張した。

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