情報収集の大切さ認識 鳥取赤十字で本紙講座 看護師ら学ぶ

切り抜いた記事を比べて議論する受講者ら

 新日本海新聞社が取り組む「社会人のための新聞講座」が19日、鳥取市尚徳町の鳥取赤十字病院であった。新人看護師16人が臨み、新聞の特性と効率的な読み方などを学び、オリジナル紙面の制作を通じて情報収集の重要性を認識していた。

 講師は本紙読者センターの担当者が務め、インターネットと新聞の違いをはじめ、社会人として必要なコミュニケーション力への役立て方を強調した。

 後半は4班に分かれてワークショップを行い、「元気が出る」というテーマで各自が切り抜いてきた記事を貼り付けて紙面を制作。「笑顔再来新聞」「春の鳥取新聞」など個性的な題字を考えて仕上げた。

 受講した大久保雄登さん(21)は「多くの人と関わることになるので、最低限の情報として見出しだけでも読んでコミュニケーションのきっかけにしたい」と振り返った。

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