G7、30日にAI作業部会 広島プロセス、ルール形成

 松本剛明総務相は26日、急速に進化する生成AI(人工知能)の課題や有用性について、先進7カ国(G7)などで話し合う作業部会を30日に開くと表明した。閣議後の記者会見で「議論を主導したい」と意気込んだ。AIの国際的なルール形成に向け、広島サミットで合意した「広島AIプロセス」が始動する。

 総務省によると、30日の作業部会はオンライン開催で、事務レベルが参加する。今後、閣僚級でも議論する。知的財産権の保護や、偽情報対策といったテーマが想定される。年内にAIのルールに関し、一定の見解を示す。

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