教員の負担軽減へ 部活動の「地域移行」 都立16校で試験導入

教員の負担を減らすために検討されている部活動の地域移行をめぐって、来月から16の都立学校で試験的に導入することが分かりました。

5月25日、東京都教育委員会の定例会で、都立中学校10校のサッカー部や硬式テニス部と、都立高校6校のバドミントン部やバレーボール部で、休日の部活動の地域移行を試験導入することが報告されました。

また、委員からは「平日の部活動の顧問と休日の指導者が異なるなかでどう連携していくのか」や、本格導入するときに「指導者の報酬の負担をどのように分担するのか」などの課題が挙がりました。

都は今年度の試験導入により、教員の負担軽減や活動場所の確保を検証したうえで、来年度以降の方針を定めるとしています。

© TOKYO MX