米中、貿易や半導体で率直議論 経済閣僚が対面会談

握手を交わすレモンド米商務長官(左)と中国の王文濤商務相(レモンド米商務長官のツイッターから、共同)

 【デトロイト、北京共同】レモンド米商務長官と中国の王文濤商務相は25日、米首都ワシントンで会談し、貿易政策や半導体規制など幅広い分野にわたり意見を交換した。両国政府が発表した。米政府は「率直かつ実質的な議論」が行われたと説明したが、半導体政策を巡り双方が懸念を示す場面もあった。

 米軍が中国の偵察気球を撃墜した問題で、ブリンケン国務長官が2月に予定していた訪中を急きょ延期。両国の関係改善の糸口が見つけられない状態に陥っていた。閣僚級の対話が再開され、王氏は米通商代表部(USTR)のタイ代表とも会談する見通しだ。

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