駿河湾フェリー利用客 2022年度は10万人まで回復 運賃半額キャンペーンなどの効果で=静岡

静岡県の清水港と土肥港を結ぶ駿河湾フェリーの2022年度の利用客数は、新型コロナの影響が出た2020年度以降初めて10万人を超えました。

駿河湾フェリーを運営する「ふじさん駿河湾フェリー」によりますと、2022年度の輸送人員は10万8128人で、前の年度より2万7000人ほど増加しました。また、新型コロナの影響が出た2020年度以降では、初めて10万人を超えました。

運賃の半額キャンペーンの効果などで、乗用車は2万8814台、バイクは4206台で、フェリー1隻で運営する体制となった2009年以降、過去最高となりました。一方、団体客が利用するバスは636台で、新型コロナの流行前の2019年度の3割程度でした。

「ふじさん駿河湾フェリー」では、静岡空港の国際線の再開に合わせPR動画を配信するなどインバウンドの需要促進に力を入れる方針です。

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