サンド富澤、今田耕司…TKO再始動で見えてきた“優しすぎる”周囲の芸人たちの存在

TKOの木本武宏(52)と木下隆行(51)が5月24日に投稿された「カジサック」こと梶原雄太(42)のYouTubeチャンネルに出演。YouTuberのヒカル(31)も参加し4人でトークを繰り広げたが、そのなかで木本が“騒動”の渦中にサンドウィッチマン富澤たけし(49)から受けた優しさについて語っている。

木本は昨年、巨額の投資トラブルが発覚して松竹芸能を退所。その際、芸人仲間やスタッフからの連絡が心の支えになったといい、その一例としてサンドウィッチマンについて次のように話した。

「例えば、サンドウィッチマンとかやったら、伊達ちゃんはすごい心配してくれて。トミー(富澤たけし)のほうはずっとボケてくんの。『いつ逮捕されるんですか?』とか。逮捕とかそんなんされへんねんってツッコむ状態でもないからさ。そしたらまたボケてくんのね。何時間もずっーとやめてくれへんねん。それでもう最後に『もうええねん! やめろ!』ってツッコんだら、『それそれ』って(言われて)終わった」

富澤からの芸人らしい愛あるイジリがあったようだ。一方、同動画のなかで、同じような話はないのかと話を振られた相方の木下は「ほとんどみんな既読無視やった」と返答。ただ、木下のほうも別の動画でやはり芸人の先輩からの温かい心遣いを話している。

木下が5月25日に配信した自身のYouTubeチャンネルで明かしたのは、先輩の今田耕司(57)とのエピソード。

木下は‘19年に後輩芸人の顔にペットボトルを投げつけるなどのパワハラ行為が報じられ、’20年に松竹芸能を退所。その際、今田に食事に誘われたという。

「経緯を話してくれ」と今田に言われ、木下が説明。当時、ほかの周囲の人からは「ペットボトル投げただけやのに」「時代なのかな」などと同情的な言葉をかけてくる人もいたことから、今田も同じような言葉をかけてくれるかと心のどこかで思っていたという木下だったが、今田は「絶対やったらあかんやろ、おまえ! 後輩やぞ!」「後輩はいちばん大事にせなあかん」と激怒したという。

その後、帰るときには「頑張ろうなぁ」と温かい言葉をかけてくれたという今田。

木下は、今田のおかげで目が覚めたといい、「あれがなかったらどこか甘えている自分がいたかも」と話していた。

今年に入ってコンビで再始動し、最近では2人でのYouTubeチャンネルも立ち上げたばかりのTKO。今後、周囲の芸人から受けた優しさに応える活躍を期待したいものだがーー。

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