THE SECOND初代王者ギャロップ林健は「中年の希望の星」一般女性と再婚で“くすぶり人生”卒業

(ギャロップ・林健のツイッターから)

20日に開催された日本一のベテラン漫才師決定戦「THE SECOND2023」で初代王者に輝いたギャロップ(林健=45・毛利大亮=41)の林健が、フリーカメラマンの一般女性との再婚を発表したことが話題だ。

林は、24日に出席したイベントで再婚を生報告。その後、自身のツイッターで、満開の桜をバックに、お相手の女性と笑顔のツーショット写真を公開。「ザセカンドを取ってから入籍するのではなく決勝にすら進んでない状態での入籍を選んでくれました。これから2人で明るい未来を築いていけるように家庭も仕事も頑張ります!」とつづった。林は、会社員の女性と結婚し、2014年に第1子が誕生するも、20年末に離婚したという。

「THE SECOND」は、今春から始まった“結成16年以上限定”のお笑い賞レース。大会アンバサダーはダウンタウンの松本人志。第1回となる今回は、エントリー数133組の中から、予選を勝ち進んだスピードワゴン、三四郎、超新塾、ギャロップ、テンダラー、マシンガンズ、囲碁将棋、金属バットの8組が、対戦式のノックアウトシステムでグランプリファイナルに挑んだ。

■マシンガンズを大差で破り初代王者に

ネタは6分間。審査は会場の観客100人が、1人持ち点3でそれぞれのコンビに点数をつけ、勝敗が決まる仕組み。ギャロップは、1回戦でテンダラーを破り、準決勝では囲碁将棋と同点の末、大会規定により勝利。決勝戦ではマシンガンズを276対246の30点以上の大差で破り優勝した。

ギャロップは、NSC大阪校出身で2004年結成のコンビ結成19年目。「M-1グランプリ2018」で決勝に進出するも、8位に沈んでいた。お笑い評論家のラリー遠田氏はこう話す。

「ギャロップが決勝で見せた3本の漫才は、いずれも林さんがマイペースに淡々と話を進めていき、毛利さんがそれに振り回されていくというものでした。2本目の漫才では、電車に乗るときのあるあるネタを連発することでボケらしいボケもないのに終始大きな笑いが起きていました。3本目の漫才では、6分の尺を生かしてネタ振りにたっぷり時間を使うという斬新な手法を使っていました。いずれも技術的には相当レベルの高いことをやっています」

優勝が決まった瞬間、毛利は「漫才をやりたいのに、最近、劇場での出番があんまりなくて、それが本当にショックで、これを取ったら、出番増えるでしょ」と喜んだ。

「芸歴を重ねたベテラン芸人ならではの質の高い漫才を見ることができて、独特の存在意義のある大会だったと思います。今後も続けてほしいです」(前出の遠田氏)

大会のラストで林は、司会の東野幸治に感想を求められ、「くすぶってるみんなー、夢めちゃくちゃあるよー。ありがとう」(林)と拳を突き上げた。さらに今回、再婚を発表し、“人生やり直し”を体現してみせた格好だが、まさにくすぶっている中年の希望の星となった。

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