EV用充電器を備えた街づくり 250カ所、関西有数の規模

関電不動産開発が大阪府交野市に開発するマンションの完成予想模型

 関電不動産開発(大阪市)は、マンション駐車場の半数と一戸建て住宅全てに電気自動車(EV)用充電器を備えた街づくりに乗り出す。大阪府交野市で一体開発し、充電器を計約250カ所に設置、関西有数の規模になる。国内のEV販売は海外に比べて依然伸び悩むが、近い将来の需要急増をにらみ、次世代の街の主役にEVを据えてアピールする。

 JR星田駅北側に開発中の「スマートエコタウン星田」では、関電不動産開発が総戸数382戸のマンションと98区画の建売住宅を整備する。マンションの自走式立体駐車場に、総台数311台の半数超となる159台分のEV充電器を置く。

 いずれも7月に販売を開始する。

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