自民、公明との調整期待 世耕氏「ぎりぎりまで」

 自民党の世耕弘成参院幹事長は26日の記者会見で、公明党が東京都内の衆院小選挙区で自民候補を推薦しないとの決定に関し「まだ衆院が解散されたわけでもない。ぎりぎりまで両党で調整すべきだ」と期待感を示した。自公連立政権への影響については「長い期間、政権を担ってきた大変信頼の深い関係だ。交渉の途中でいろんなことはある」と述べ、影響はないとの見方を示した。

 岸田文雄首相は自民の麻生太郎副総裁、茂木敏充幹事長と都内で昼食を取りながら会談した。30日の茂木氏と公明の石井啓一幹事長による再会談を前に、対応を協議したとみられる。松野博一官房長官も同席した。

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