「文字通り『プレジデンシャルスイートルーム』に」G7広島サミットで 米・バイデン大統領が宿泊したスイートルームを公開

G7広島サミットでアメリカのバイデン大統領が宿泊した部屋が26日、報道陣に公開されました。

小林康秀 キャスター
「大統領が泊まったスイートルームです。ヒルトン広島では一番広いプレジデンシャルスイートルームです。大統領が泊まったということで、正式に『プレジデンシャル スイート』と名乗れるということで、さきほど、支配人も喜んでいらっしゃいました」

「寝室です。クマさんのぬいぐるみもありますけど、この場所で大統領が眠りながら、翌日、どんな会議に臨もうかといろいろ考えたのではないかと思われます」

G7広島サミットの期間前後、このホテルの周辺は特に警備が強化され、多くの警察官が配置されていました。バイデン大統領の移動のたびに周辺の交通は規制されました。18日に広島に到着したバイデン大統領はG7広島サミット閉幕日の21日に帰国するまで滞在していました。

宿泊中、バイデン大統領からはアイスクリームのリクエストがあったといいます。広島らしさを感じてもらおうと、オイスターサブレを添えました。

4日間、滞在したバイデン大統領。ホテルにはメッセージが残されていました。

小林キャスター
「『私と私のスタッフのために、本当にホスピタリティをありがとう』ということと、『信念を持って続けてください』と、そういった内容のメッセージが書かれています」

ヒルトン広島は、サミットをきっかけに観光客だけでなく国際会議の参加者などの増加にも期待しているとしています。

ヒルトン広島 サミュエル・ピーター 総支配人
「インバウンドでは観光で来てもらっている人がほとんどですが、サミットをきっかけに国際的なイベントも開催できることを期待しています」

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