新たな株価指数に150社選定 トヨタとパナ、基準満たさず除外

 日本取引所グループ(JPX)子会社のJPX総研は26日、「価値創造が推定されるわが国を代表する企業」で構成する新たな株価指数「JPXプライム150指数」の150銘柄を発表した。ソニーグループやキーエンスなどを選定し、時価総額首位のトヨタ自動車や、パナソニックホールディングスなどは基準を満たさず外れた。7月3日に指数算出を始める。

 銘柄は、株主から集めた資金を基に企業がどれだけ稼いだかを示す「株主資本利益率(ROE)」と、株価が1株当たり純資産の何倍まで買われているかを表す「株価純資産倍率(PBR)」を基準に選ぶ。トヨタとパナソニックはいずれの基準も満たしていなかった。

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