給食を食べた保育園児ら11人食中毒 発疹や顔面紅潮、サバからヒスタミン検出

滋賀県庁

 滋賀県は26日、彦根市の保育園で23日に給食を食べた3~5歳の園児8人と保育士3人の計11人が発疹や顔面の紅潮などのアレルギー症状を訴え、食材のサバから原因物質ヒスタミンを検出したと発表した。食中毒と断定し、調理した同園を27日から3日間の給食提供禁止処分とした。全員回復しているという。

 県によると、園児や保育士計76人が園内の調理施設で調理された焼いたサバなどを食べた。サバは低温で適切に温度管理しないとヒスタミンが高濃度で生成されるという。

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