輸入冷凍魚から抗菌性物質 業者に回収命令 茨城県

茨城県は26日、同県潮来市日の出の八千代物産合同会社がベトナムから輸入した商品「冷凍養殖淡水魚」から、食品に含有してはならない抗菌性物質のエンロフロキサシンが検出され、潮来保健所長が同社に商品回収を命じたと発表した。同日付。

県生活衛生課によると、17日に東京検疫所の輸入食品モニタリング検査で検出された。検出量は0.14ppm。同社は8日に商品を輸入、このうち523キロを13日から三重県内の食品販売店などに出荷していた。

同課は「毎日大量に食べ続けない限り、健康に影響を及ぼすことは考えられない」としている。

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