GK2人に放出の噂が出ているチェルシー、去る可能性が高いのはケパ?メンディ?

写真:Getty Images

GK2人に放出の噂が出ているチェルシーだが、1人は確実に手放すつもりのようだ。

復調の兆しが見えないまま今シーズンを終えようとしているチェルシー。プレミアリーグは最終節1試合を残して11位以下が確定し、1995-96シーズン以来27年ぶりにボトムハーフでフィニッシュすることとなった。

今シーズンは大金を叩いて揃えた攻撃陣が機能せずに1試合を残して37得点。守備陣も46失点と、攻守にバランスを欠いていた。正守護神のスペイン代表GKケパ・アリサバラガ(28)は公式戦38試合で44失点、2番手のセネガル代表GKエドゥアール・メンディ(31)は12試合で17失点と、どちらも試合数より多くの失点を喫している。

ケパが先発出場した25日のマンチェスター・ユナイテッド戦でも1-4の大敗。もちろん失点はGKだけの問題ではないが、今シーズンは2人ともパフォーマンスが良いとは言えず、揃って放出の噂が出ている状況だ。

イギリス『90min』によると、チェルシーは2人のうち1人を売却する方針で、可能性が高いのは序盤戦のケガ以降、ケパに1番手を譲っているメンディ。メンディの年俸は非常に低く、高年俸のケパより遥かに売りやすいと考えられている。

ケパの方にもオファーがあれば検討する用意があり、メンディとともに放出する可能性は排除できず。チェルシーはインテルの元カメルーン代表GKアンドレ・オナナ(27)をリストアップしており、移籍金を引き下げる目的でケパとメンディのいずれかを交渉に含めるプランがあるとみられている。

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