住宅の人骨は乳児3人分、大阪 死亡時期、原因は不明

 大阪府大東市の住宅でポリ袋から見つかった複数の人骨のようなものに関し、四條畷署は26日、司法解剖の結果、乳児3人分の骨だったと明らかにした。死因や死亡時期は特定できなかった。署はDNA鑑定で身元確認を進め、死体遺棄事件とみて経緯を調べる。

 署によると、見つかった三つのポリ袋それぞれに乳児1人分の頭蓋骨や大腿骨が入っていた。骨折や欠損はないという。

 25日午後2時半ごろ、大東市栄和町の住宅で住人の70代女性から「子どもを産み落としたので来てほしい」と署に通報があった。署員が2階和室の押し入れにポリ袋を発見した。女性は署に「40、50年前に産んだ」との趣旨の説明をしていた。

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