節目祝う初夏の花 県いけ花作家協会展が開幕

節目を祝う大作に見入る来場者=富山市の大和富山店

 富山新聞創刊100年と富山県いけ花作家協会設立30年を記念した第30回富山県いけ花作家協会展(同協会、富山新聞社、北國新聞社主催)は26日、富山市の大和富山店で開幕した。「花・未来にむけて」をテーマに、節目を彩る47点が並び、来場者が初夏の花の美をじっくりと堪能した。

 古流柏葉会、草月流、嵯峨御流、遠州秀月流の4流派が大作7点、中作11点、小作28点を出展し、石川県いけ花文化協会の浅尾るり子副常務理事(池坊)が協賛出品した。大作7点、中作1点は美術作品と組み合わせて創作され、「調和の美」を伝えた。

 開場式では富山県いけ花作家協会長の砂塚隆広富山新聞社社長があいさつし、チューリップテレビの中村成寿営業局長らが来賓として出席した。

 展示は28日まで。開場時間は午前10時~午後7時(最終日は午後6時)。入場料は600円、高校生以下は無料となる。

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