こんなはずじゃなかった… 約半数が入社前後でギャップを痛感 その理由の1位は「仕事内容や仕事量」

デジタルマーケティングのプロ集団「株式会社ニュートラルワークス」がこのほど、過去3年以内に就職活動を経験、または現在、就職活動中の男女223人を対象に「企業の採用サイト」に関する実態調査を実施した。

応募検討時に企業の採用サイトで知りたい情報を聞くと、1位は「仕事内容」で85.7%、2位は「福利厚生制度」で70.0%、3位は「昇給や給料などの待遇」で69.1%という結果に。全体的に、働くイメージ(仕事内容・職場環境など)に関する情報が上位に名を連ねた。同調査では「採用サイトに掲載されている情報を自分自身に置き換えて『働くイメージ』を具体化し、応募するかどうか検討していると考えられる」としている。

その一方、採用サイトで残念に感じるポイントも調査。1位は「具体的な仕事内容が分からない」で55.2%、2位は「給与や福利厚生が不透明」で52.9%、3位は「社内や社員の雰囲気が分かりづらい」で48.4%となった。また、採用サイトの質によって志望度が下がった経験を聞くと、約2割(19.3%)が「経験あり」と回答。理由を聞くと、「紹介している情報量が少なく、魅力が伝わらなかった」「記載内容に明確な仕事内容、業務の記載がないため入社することに不安を感じた」「情報が古く、画像が少ないのでイメージしづらかった」などの声が集まった。

最後に、過去3年以内の就職活動を経て実際に入社に至った179人に、入社前後でギャップを感じたか聞くと、「はい」が49.2%、「いいえ」が50.8%と、ほぼ半数という結果になった。さらに、入社後のギャップについて「はい」と回答した88人に、その詳細を調査した結果、1位は「仕事内容や仕事量」で69.1%、2位は「社風や社内の雰囲気」で38.3%、3位は「給与や待遇」で29.8%となった。

同調査では「採用サイトの中で『働くイメージ』を具体化してもらうためのコンテンツを充実させる事が、就職後の『ギャップ』を軽減するためにも必要」とした。(株式会社ニュートラルワークス調べ)

(よろず~ニュース調査班)

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