アセンシオ、フリー移籍か…レアル・マドリーの延長話を断る

スペイン代表MFマルコ・アセンシオ(27)が今季終了後にレアル・マドリーを去るようだ。

2016-17シーズンからレアル・マドリーでプレーし、通算285試合で61得点32アシストの数字とともに数々のチームタイトルにも貢献するアセンシオ。今季もここまで公式戦50試合で12得点8アシストだが、途中出場からが多いのが実情だ。

そうしたなか、契約も今季最終年ということで、交渉が取り沙汰されるが、いまだ進展なし。その交渉の結末が長らく注目される状況だったが、スペイン『Relevo』によると、クラブの延長オファーを断り、フリー移籍を選択したという。

交渉は昨年12月から続いたが、スポーツ面が退団の決め手に。選手は残留が望みとあって、自由交渉が解禁後も態度をはっきりさせてこなかったが、大舞台でも重要性を感じられない起用が続くなどで退団を決意したとのことだ。

そんなアセンシオに対してはいくつかのオファーがあり、現時点で行き先を決めてはいない様子。今冬にパリ・サンジェルマン(PSG)が獲得を目指したなか、イタリアやイングランドの数クラブが門を開いており、これから決断を下すようだ。

ちなみに、レアル・マドリーはアセンシオに2度の延長オファーを出したとのことで、最初はカタール・ワールドカップ(W杯)による中断期間中で、1カ月ほど前に2度目の打診。その2度目は微増ながら年俸アップの条件なども提示した模様だ。

事実であれば、実績だけでなく、年齢的にもまだまだ働き盛りの選手がフリーで獲得できるって、白熱の争奪戦になりそうだが、果たして。

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