寺坂頼我が語る未来予想図~ウルトラマンでヒーローになる夢を実現 いつか悪役で「ビックリするような芝居を」

5月27日(土)よる10時より一挙放送される日テレプラス・ひかりTV共同制作のオリジナルドラマ『俳句先輩』で“男子くん”役として出演している俳優・寺坂頼我にentaxが独自にインタビュー。元宝塚トップスター・紅ゆずるが演じる主人公“俳句先輩”と寺坂が演じる後輩“男子くん”の息ピッタリの掛け合いがドラマの見所のひとつとなっている。前回に続き第2弾の今回は、そもそも寺坂が俳優を目指すきっかけとなった幼少期のエピソードや、ドラマにちなんだ質問で知られざる素顔に迫りつつ、俳優として大切にしていること、今後演じてみたい役などについて語ってもらった。

第1弾のインタビューはこちら

■俳優・寺坂頼我×entax独自インタビュー

[――](そもそも俳優を志したキッカケは?

僕もともとヒーローになりたくて、きっかけは僕お兄ちゃんがいるんですけど。2つ上の兄がヒーロー作品を見ていたことがきっかけで、僕もいつかヒーローになりたいと思うようになったのが、役者を目指す1個のターニングポイントですね。そこから始まって、ヒーローになるためにはどうすればいいから始まって、役者という仕事が一番関わっていける、それを知ってから僕は入りましたね。3歳~5歳ぐらいのときに見るようになって、物心ついた4、5歳のときには憧れていましたね。

――ウルトラマンなどヒーローを演じた経験が今回の役に活かされていますか?

そうなんですよ、あるんですよ。今回もコメディーなので僕がなぜかウルトラマンのポーズをとっていたりとか、それっぽい感じの言い方をしている部分があります!(笑)ウルトラマンのファンの方々もぜひチェックしていただいて、楽しんでもらえたらいいなって思ったりしますね。あとはウルトラ作品は想像力がすごく大事なものだったので、今回も台本を読んでから、こうなるのかなとかとすごく経験が生きましたね。

ドラマ『俳句先輩』で男子くん役を熱演

――俳優として役を演じるうえで、大切にしていることは?

ひとつは集中力ですね。長い現場で天気を待ったりとか、ささいなことで中断したり自分のシーンじゃないときもありますし、常に集中していざやりますとなったときに切り替えてやるというのはすごく大事に思っています。

――俳句先輩のセリフ「暦とともに生きている」にちなみ、ご自身は「○○とともに生きている」、このマルマルに入るものは?

これは・・・仕事かな。めっちゃ真面目(笑)仕事とともに生きていますね。それぞれの生き方があっていいと思うんですけど、何か趣味のために仕事をやっている方がいたりとか、何かのためにという部分で言うと、仕事にどんどんつなげていくために一つ一つの仕事を向き合っているというか。それがどんどん広がっていったりしているなと実感していますし、ファンの方に時々お会いするイベントも本当に楽しくて、そのためになるようなことを何かしたいなと思っていたりもするので、僕は仕事ですかね。仕事命なので、仕事をください!(笑)

――何気ない会話にも季語があふれるドラマで季語の魅力を再認識できるということですが、ご自身が普段の生活から心がけていることは?

僕はヒーローをやらせていただいたので、ずっと人としてのお手本になれるような人でいたいなとすごく思っていて、日頃子供たちに例えば「嫌いな食べ物はなくしていこうね」とか「信号はちゃんと青になってから渡る。点滅していたら渡らない」とか、そういうのは言えるように気をつけようと思って日頃は過ごさせていただいていますね。マナーだったりモラルをちゃんと守るってことですね。

未来につながるように一つ一つの作品に取り組む

――今後、挑戦したいことや夢は?

やっぱり何より様々な作品を経験して、常に皆さんに姿を届けていきたいというのはずっとあるので、そういうふうな未来につながっていくように一つ一つの作品をやっていくしかないなと思っていますね。僕の中ではヒーローになることはかなったんですけれども、あまり舞台の経験がなかったりするのでそういう道だとか、いろんなお仕事も経験したいなと思います。

――演じてみたい役はありますか?

僕の中で青春時代がこのお仕事なんですね、学生のときからやっているので。あんまり普通の高校生活とか送れていなかったなという思いがあるので、若いうちになのか先生役なのかわからないですけど、学校の作品もまた、過去にやったことはありますけどやってみたいなと思ったりします。あとサスペンス系がすごく好きなので、『俳句先輩』とは真逆の位置のような、血のりが出ているとかグロいようなそういうものもやりたいですね。

――それは悪役ですか?

悪役もいつかはやって、みんながビックリするようなお芝居をしたいなとすごく思いますね。

【寺坂頼我 Profile】
1999年12月26日 岐阜県出身。特技はバク転、バク宙、アクロバット、暗記、エビの種類をたくさん言えること。趣味はボールペンを集めること。プリンが大好き。 映画やテレビ、ラジオ、CMなどに出演。代表作として2021年『ウルトラマントリガー NEW GENERATION TIGA』主演。2022年には初のソロシングル『青』をリリースするなど幅広く活躍中。

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