セルティックに加入した岩田智輝と小林友希、現地紙の「今季通信簿」はこうなった

多くの日本人選手が所属するセルティック。

すでに国内2冠を達しており、6月3日のFAカップ決勝に勝利すれば、3冠を成し遂げることになる。

そうしたなか、『Football Scotland』では、今季加入した10選手に対する評価を下していた。1月にJリーグから加わった岩田智輝と小林友希はこう採点されていたぞ。

「小林、5点。

(1月にシャルケに移籍した)モーリッツ・イェンツと同様に小林は、キャメロン・カーター=ヴィッカースとカール・スタルフェルトの両CBに代役が必要な場合のために引き入れられた。今年もある程度はその役割を果たした。

ここまで7試合にしか出場していないのでまだしっかりとした判断はできない。ただ、たまに少しだけ怪しい時もある。レンジャーズ戦は背信となり、ハイバーニアン戦でもぎこちなさを露呈した。

足元のボール扱いには長けているが、空中戦には負けることも多い。22歳の日本人がここからどうなるのかは興味深い」

「岩田、5点。

Jリーグの年間MVPを受賞した後に加入した際、このMFには相当なワクワクがあった。

すぐに見せつけたようにクオリティが高いのは確かだ。ただ、チームでのチャンスを待たなければいけなかった。

そのチャンスはセンターバックだったが、それは彼のバーサタリティを表すものでもある」

まだ半年なので判断を下すのは時期尚早だろう。

実際、アンジェ・ポステコグルー監督も彼らはJリーグでのフルシーズンを戦い終えた後なので起用を制限していると述べており、本領が問われるのは来シーズンからになるはず。

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なお、それ以外の選手はカーター=ヴィッカースが10点満点、ジョタが9点、アーロン・ムーイが8点、アリステアー・ジョンストンが8点、セアド・ハクシャバノヴィッチが7点、オ・ヒョンギュが5.5点、アレクサンドロ・ベルナベイが5点、(現シャルケ)モーリッツ・イェンツも5点、ベンヤミン・ジークリストが3.5点、オリヴァー・エイビルゴーが2点(カーター=ヴィッカースとジョタは今季から完全移籍)。

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