すさみ町でスポーツフェス開幕 自然や地域を体感

長距離走で一斉にスタートする参加者(27日、和歌山県すさみ町周参見で)

 スポーツを通じて、和歌山県すさみ町の自然や地域を体感するイベント「スポーツフェスティバル2023」が27日、同町周参見のすさみ海水浴場で始まった。県内をはじめ、大阪府、愛知県などから42チーム120人が出場し、長距離走(ラン)、自転車(バイク)、スタンドアップパドルボード(SUP=サップ)の3種目で得点を競っている。28日まで。

 町サイクリング大会実行委員会と町観光協会が主催し、2回目。老若男女2~4人がチームで出場した。ラン12キロ、バイク14.4キロ、サップ1.6キロの計28キロか、そのハーフコースで競っている。

 会場では、ビーチバレーやビーチフラッグなどのチーム対抗ゲームや、星空キャンプ、縁日、カヤック無料体験なども行われている。

 開会式で岩田勉町長は「2日間ですさみの景色を楽しんで、参加者同士の親睦を深めてもらいたい」とあいさつ。その後、アニメのキャラクターに仮装した選手もいる中、ランで一斉にスタートした。

 紀の川市の会社員奥良英さん(35)は「参加は2回目。すさみ町は人が良く、自然が豊かなので、普段から家族で遊びに来ている」と話していた。

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