水道料1384万円の徴収漏れ 軽米町、事務処理にミス

 軽米町は26日、町民や町内事業所の5月分の水道料金で計2572件、1384万円の徴収漏れがあったと発表した。いずれも口座振替の希望者で事務処理にミスがあった。

 町によると、水道事業所が上下水道の利用料金を算出した後、税務会計課の職員が口座振替希望者の料金データを金融機関に送信するが、担当職員が忘れていた。23日に指定口座から引き落とされる予定だった。

 金融機関からの問い合わせで発覚。6月2日に改めて徴収する。送信業務は担当職員1人で行っており、町は今後、複数人での確認作業を徹底する。担当職員の処分は未定。

© 株式会社岩手日報社