アタランタとのシックスポインターを制したインテルがCL出場権獲得《セリエA》

写真:Getty Images

インテルは27日、セリエA第37節でアタランタをホームに迎え、3-2で競り勝った。

3位インテル(勝ち点66)は前節、ターンオーバーを敢行した中、王者ナポリに敗戦。公式戦10試合ぶりの黒星を喫したものの、3日前のコッパ・イタリア決勝ではフィオレンティーナを撃破して連覇を達成した。勝利すれば最終節を前にチャンピオンズリーグ(CL)出場権獲得が決まるインテルは主力を起用し、ラウタロとルカクの2トップで臨んだ。

CL出場権争いのライバルである5位アタランタ(勝ち点61)に対し、インテルは開始40秒に先制する。ラウタロのリターンスルーパスを受けたルカクがディフェンスライン裏を取って独走。GKとの一対一を確実に制した。

さらに3分、一気に突き放す。ディマルコの立て続けの枠内シュートはGKスポルティエッロに止められるも、ルーズボールをバレッラが叩き込んだ。

早々に2点をリードしたインテルは自陣に引きつつカウンターを狙っていく。しかし、23分にホイルンド、35分にコープマイネルス、直後のCKからスカルヴィーニにゴールを脅かされると、36分に1点差とされる。CKの流れから混戦の中をパシャリッチに決められた。

2-1で迎えた後半もインテルはリトリートしつつカウンターを狙っていく。56分にはチャルハノールのミドルシュートで牽制した中、試合をコントロールして時間を消化。

ルックマン、ムリエルとアタッカーを投入してきたアタランタに対し、77分に決定的な3点目。ルカクのポストプレーを起点に、ブロゾビッチがディフェンスライン裏を快走。並走していたラウタロにラストパスを送り、シュートを押し込んだ。

追加タイムにムリエルにゴールを許したものの3-2で逃げ切り。インテルが最終節を前に来季のCL出場を決めている。

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