カンヌ国際映画祭・2作品の内容 「パーフェクトデイズ」「怪物」

カンヌ国際映画祭で男優賞を獲得した映画「パーフェクトデイズ」の役所広司さん(右)と坂元裕二さんが脚本賞を獲得した映画「怪物」の是枝裕和監督=27日、フランス・カンヌ(提供写真・共同)

 「パーフェクトデイズ」 ドイツの巨匠ビム・ベンダース監督の新作。東京都渋谷区にある17カ所の公共トイレの改修プロジェクトをきっかけに生まれた。トイレの清掃員役で役所広司さんが主演。ほかに田中泯さん、石川さゆりさん、三浦友和さんらが出演した。上映時間は約2時間。日本公開日は未定。(共同)

 「怪物」 社会の周縁に追いやられた人々に焦点を合わせ、数々の映画賞に輝いてきた是枝裕和監督の最新作。大きな湖のある郊外の町を舞台に、息子を愛するシングルマザー(安藤サクラさん)と学校教師(永山瑛太さん)、秘密を抱えた子どもたちのそれぞれの視点で、ある“事件”とその結末が描かれる。日本公開は6月2日。(共同)

映画「パーフェクトデイズ」より。左はカンヌ国際映画祭で男優賞を受賞した役所広司さん
映画「怪物」より((C)2023「怪物」製作委員会)

© 一般社団法人共同通信社