青森県警、インスタで広報スタート 若年層を意識、採用専用アカウントも

県警が開設したインスタグラムの公式アカウント

 青森県警は写真共有アプリ「インスタグラム」の公式アカウントを開設し、運用を始めた。イベント情報や事件・事故への注意喚起などを投稿するアカウントと、採用情報に特化したアカウントの2種類を活用し、若い世代に向けた警察情報の発信に力を入れる。

 県警はこれまで、交流サイト(SNS)での広報手段として、主にツイッターを活用。インスタグラムも10~20代の多くが利用していることから、画像や動画でフォロワーの視覚に訴え、より効果的に広報しようと新たに始めた。

 また、警察官志望の若者が年々減少傾向にあることから、仕事の魅力や採用情報については、専用のアカウントを設けて積極的に広報する。

 25日は、山岳遭難への注意を呼びかける内容を投稿。入山時のルールをまとめた画像に、「今週末も天気がよさそうです!安全な入山・下山を心がけましょう」とコメントしている。

 広報課の宮本智久次長は「闇バイトやわいせつ事案など、若者が巻き込まれる事件が増えており、被害防止に向けて広報していく。ぜひフォローしてほしい」と話した。

 県警本部のアカウントはaomoripolice、採用情報アカウントはaomoripolice_saiyo。コメントなどへの返信はしない。

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