【フィリピン】Fジェン、ペルーの地熱発電から撤退[公益]

フィリピンのロペス財閥系発電大手ファースト・ジェンは26日、南米ペルーの地熱発電事業から撤退すると発表した。政治情勢や市場動向を要因に挙げている。

傘下の再生可能エネルギー発電企業エネルギー・デベロップメント(EDC)が事業を中止する。

マニラスタンダード(電子版)によると、同社はペルーで地熱発電事業を展開するため、2012年に現地子会社を設立していた。フィリピン政府が進める再エネ拡大政策に沿って、今後は国内投資に集中していく方針を示している。

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