【シンガポール】エクシオ、EV充電設備の設置受注[建設]

エクシオは子会社を通じてシンガポールでEV充電設備設置工事を受注した(同社提供)

通信インフラ・システム関連事業を手がけるエクシオグループ(東京都渋谷区)は、シンガポールで電気自動車(EV)充電設備の設置工事を受注したと発表した。電気・土木工事が含まれる。受注額は非公表だ。

シンガポール子会社で電気・総合設備工事を手がけるレング・エイク・エンジニアリング(Leng Aik Engineering)を通じ、公営住宅(HDBフラット)内にある屋内・屋外駐車場でのEV充電設備の電気・土木工事のほか、314カ所で計987基の充電設備を設置する工事を受注した。

シンガポール政府は、内燃機関(ICE)で駆動する自動車を2040年までに段階的に廃止し、EVなど環境負荷の低い自動車への転換を推進している。その一環として、公営住宅の駐車場でEV向け充電設備の設置拡大に取り組んでいる。

エクシオグループの広報担当者はNNAの取材に対し、「自社の方針として今後もクリーンエネルギー関連事業には積極的に参加する。現在は太陽光発電関連の事業受注に向けて活動を進めている」と述べた。

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