ブライトン、最終節はアウェイで敗北。三笘は途中出場も得点に絡めず|プレミアリーグ

写真:今季最終戦はベンチスタートとなった三笘。チームは6位でシーズンを終えた ©Getty Images

5月28日、プレミアリーグ第38節のアストンヴィラ vs ブライトンの試合がヴィラ・パークで行われた。

ブライトンはヤシン・アヤリやファクンド・ブオナノッテが先発するなど、中盤から前は若い選手が中心。三笘薫やペルビス・エストゥピニャン、モイセス・カイセドらはベンチスタートとなった。

最初にチャンスを作ったのはアストンヴィラだった。4分、左サイドから攻撃を仕掛けてクロスを上げ、レオン・ベイリーがDFと競り合いながら左足でシュートを放ったが、ボールはクロスバーを直撃してゴールならず。

しかし8分に再び左サイドから攻撃を仕掛けると、ジェイコブ・ラムジーがボールキープから左足でマイナス気味に折り返し、フリーで走り込んだドウグラス・ルイスが流し込んでアストンヴィラが先制する。

一方のブライトンも9分、マック・アラリスターのスルーパスからファーガソンが抜け出しシュート。これがゴール上に外れると、19分には左サイドでボールを受けたフリオ・エンシソがカットインからクロスを入れ、デニス・ウンダヴがワンタッチシュート。ゴールネットを揺らしたが、VARの介入によってオフサイドの判定となった。

26分にはアストンヴィラが反撃。中盤でボールを奪うとベイリーが前線にボールを送り、ラムジーが抜け出してGKと交錯したものの、こぼれたボールをオリー・ワトキンズが押し込み追加点を奪う。

対するブライトンは38分、ミドルサードからのFKに抜け出したウンダヴがトラップでDFをかわして左足を一閃。当初はオフサイドの判定だったが、VARの介入によってオンサイドの判定となり、1点を返した。

これで勢いを得たブライトンは試合終了間際にもエンシソのスルーパスからウンダヴが抜け出したものの、相手GKエミリアーノ・マルティネスが体でブロックし同点ならず。アストンヴィラの1点リードで前半を終える。

ブライトンは後半の頭からエストゥピニャンとカイセドを投入。55分には深い位置まで駆け上がったエストゥピニャンがクロスを上げ、こぼれ球をアレクシス・マック・アリスターがボレーシュートを放ったが、ゴール左に逸れる。

対するアストンヴィラも56分、相手GKの縦パスをカットしてショートカウンターに転じ、ベイリーのクロスにラムジーが走り込んだものの、バウンドを合わせきることができない。

ブライトンは65分にヤン・ポール・ファン・ヘッケと三笘を投入。エストゥピニャンと三笘の左サイドから攻め込む場面を作っていくが、なかなかフィニッシュにつなげられない。

終盤にかけて攻守が目まぐるしく入れ替わる中、後半アディショナルタイムにはラムジーが縦パスに抜け出しダイレクトシュートを放ったが、ここはブライトンのGKジェイソン・スティールが体を張ってブロック。最後まで見ごたえのある攻防が続いた一戦は2-1でアストンヴィラが勝利を収めた。

アストンヴィラは勝ち点を61として7位を確定させ、来シーズンのヨーロッパカンファレンスリーグ出場権を手にした。ブライトンは勝ち点62、6位でのフィニッシュとなった。

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