ビヨンセ、パリ公演で故ティナ・ターナーを追悼

現地時間2023年5月26日、ビヨンセが【ルネッサンス・ツアー】のフランス・パリ公演で、最も影響を受けたミュージシャンの一人であるティナ・ターナーが83歳で亡くなったことを偲んだ。

ビヨンセは、スタッド・ド・フランスに集まった観客に、「少し時間をとり、ティナ・ターナーを称えたいと思います」と語り、「私のファンであれば、ティナ・ターナーのファンでしょう。ティナ・ターナーがいなければ、私はこのステージに立っていなかった。彼女が、皆さんの愛を感じられるように叫んでほしい。彼女の素晴らしさを目撃することを許されたことを非常に嬉しく思います」と続けた。

この数日前、ビヨンセは故ティナを称えるメッセージを自身のウェブサイトで公開していた。「私の最愛の女王。永遠に愛しています」と彼女は述べ、「あなたのインスピレーション、これまで切り開いてきた数々の道に心から感謝しています。あなたは力強さと打たれ強さを体現しています。パワーと情熱そのものです。私たちは、あなたの優しさと永遠に生き続ける美しい精神を目の当たりにすることができてとても幸運でした。あなたの行いすべてに感謝しています」と綴っていた。

ビヨンセと故ティナは、長年にわたりお互いへの愛を公にしており、2008年の【第50回グラミー賞】では「Proud Mary」のエネルギッシュなパフォーマンスで共演していた。

ティナの死は、公式インスタグラムに投稿された声明で発表された。「ティナ・ターナーの逝去を、大きな悲しみと共にお知らせします。彼女は音楽と人生への限りない情熱で世界中の何百万人ものファンを魅了し、明日のスターたちを鼓舞しました。今日、私たちは音楽という最高の作品を残してくれた親愛なる友人に別れを告げます。ご家族の皆様に心よりお見舞い申し上げます。ティナ、本当に寂しくなります」と声明には書かれていた。

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