10季ぶり降格のレスター、指揮官も落胆「この7週間で残留に導くの任務だったが、失敗した」

写真:Getty Images

レスター・シティのディーン・スミス監督が肩を落とした。

28日のプレミアリーグ最終節を前にしても降格圏の18位に沈み、その最後の一戦でウェストハムをホームに迎え撃ったレスター。まずは勝たなければ残留の道が開けないなか、見事に2-1の白星を掴んだが、2ポイント差の17位エバートンも勝利したため、順位が変わらず、10季ぶりの降格が決定した。

今年4月に今季いっぱいの暫定的な指揮官として命運を託されたが、期待に応えきれなかったディーン・スミス監督もイギリス『BBC』の番組『Match of the Day』で責任を口に。

「今日はうまくプレーでき、勝利にふさわしかった。60分間、本当に良かったよ。その点では満足だが、一線を越えらず、クラブのみんなを思うと、ショックを受けている」

「(他会場の戦況は)追っていなかった。無関係だと感じていたからね。とにかく、試合に勝つことだけだった。それからどうなるかを見ていこうという感じだったんだ」

「この7週間、残り8試合で11ポイントが必要だという考えだったし、9ポイントでは足りない。リーズ戦とエバートン戦で勝ち点を落としてしまったのを反省している」

「周りは将来を見据えて、クラブが何をすべきを考えなければならない。これからレビューが行われることだろう。私はそこについてコメントできない」

「私の任務はこの7週間でプレミアリーグ残留に導くことだったが、それに失敗した」

「このクラブがエリートレベルのクラブになれるのは誰もが知るところ。人生では打ちのめされたりするときもあるが、立ち直るのも仕事だ。成功するための環境はある」

「残念だが、今季は大変な1年だった。私はここに来て間もないが、彼らなら立ち直ってくれるはずだ」

なお、自身の今後については「まったくわからない。議論もしていないし、話したことも、考えたこともね」と述べている。

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