将棋・叡王戦「勝負飯」何食べた? 宮古・浄土ケ浜パークホテル

藤井聡太叡王の昼食(右手前)と菅井竜也八段の昼食=宮古市日立浜町・浄土ケ浜パークホテル

 宮古市の浄土ケ浜パークホテルで28日に行われた将棋の第8期叡王戦5番勝負第4局は、藤井聡太叡王(20)と菅井竜也八段(31)が選んだ「勝負飯」も注目を集めた。

 ホテル側は昼食として岩手県産食材をふんだんに使った丼やカレー、パスタなど9種類のメニューを提案した。藤井叡王は「短角牛のローストビーフ丼とミニ冷麺」、菅井八段は宮古トラウトサーモンや生ウニ、イクラなど海の幸をのせた「三色丼」を注文。それぞれ田老地区の特産・真崎わかめを使ったサラダも付いた。二人とも出された料理を完食。担当した久坂正夫総料理長(55)は「口にする物で気持ちも変わる。大事な対局の邪魔をしないメニューを心がけた」と明かし「食も思い出にし、プライベートでも遊びに来てほしい」と願う。

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