阪神、オリックスのプロ野球選手と走ろう 全国唯一、ハーフマラソン12月開催 兵庫・小野

ゴールを前に喜びを表すランナー=2022年12月4日、小野市内

 プロ野球の阪神タイガースやオリックス・バファローズの選手と走ることができる全国唯一の大会「第10回小野ハーフマラソン」が12月3日、兵庫県小野市中島町の小野市役所前発着コースで開かれる。大会アンバサダーで阪神OBの狩野恵輔さんや原口文仁選手、オリックスのT-岡田選手、中川圭太選手らが出場予定。6月1日から参加者を募る。(坂本 勝)

 車いすの寄贈を続ける阪神OBの赤星憲広さんが大会会長を務め、両球団の選手やOBがチャリティーランナーとして走る。ゲストランナーには、ともに小野市出身で北京五輪陸上女子5000メートルに出場した小林祐梨子さんと2018年のアジア大会女子マラソン銀メダリスト野上恵子さんのほか、東京パラリンピックでトライアスロン銀メダリスト宇田秀生さんが出場する。

 参加料には1人当たり200円の寄付が含まれているチャリティー大会。これまでにも新型コロナウイルスの支援団体やがんの子どもたち、熊本地震の被災地などに計約800万円を贈ってきた。

 今大会から、ジェンダー平等に向けた男女共用のトイレや更衣室を設ける。また、17キロ地点からの急坂手前に人気エナジードリンク「レッドブル」のエイド設置▽人気ブランド「ザ・ノース・フェイス」商品の参加賞支給▽50位ごとに賞品が当たる飛び賞の新設-を予定している。

 参加料はハーフ=6千円(高校生以上、定員4500人)▽5キロ=3500円(中学生以上、同千人)▽1.5キロ=千円(小学生、同500人)。公式ホームページなどで受け付ける。9月20日締め切り。

 沿道整理などに当たる、15歳以上のボランティア500人も募っている。実行委員会(市スポーツ振興課内)TEL0794.63.2591

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