サーモス「真空断熱タンブラー600ml」の魅力をレビュー!他の水筒・マグカップとの使い分け方も解説

THERMOS(サーモス)の「真空断熱タンブラー」は、自宅やキャンプで冷たい&温かい飲み物が楽しめる人気のタンブラーです。今回は筆者が愛用する600mlサイズの魅力や使い心地を詳しくお伝えします。さらに筆者が普段ほかの水筒やマグカップとどうやって使い分けているか、についてもご紹介します。

サーモス「真空断熱タンブラー 600ml(JDE-600)」は氷水やビールにぴったり!

ドイツで誕生したTHERMOS(サーモス)は、1904年に世界で初めてガラス製魔法びんを製品化した、魔法びん界のパイオニア。

1978年には、日本の技術力で「高真空ステンレス製魔法びん」が生み出され、世界120か国で愛される、世界最大の魔法びんブランドとなっています。

その高い保冷・保温性能を活かして作られたサーモスの「真空断熱タンブラー」は、サーモスの代表的な製品のひとつとして高い支持を得ています。

筆者撮影

我が家では大きめサイズの「真空断熱タンブラー/JDE-600」を愛用しています。

今回はその魅力とともに、他の水筒やタンブラーとの使い分けについてもお伝えします。

サーモス「真空断熱タンブラー/JDE-600」

  • 容量:600ml
  • 保冷効力(1時間):7℃以下
  • 本体寸法/幅×奥行×高さ(約cm):8.5×8.5×16.5
  • 本体重量(約kg):0.2
  • カラー:ステンレス

こちらのタンブラーは、ビール好きな夫に誕生日プレゼントとして贈ったもので、主に夫が愛用しています。

朝昼晩の食事の際に冷たい水を飲んだり、夜にビールを飲んだりと毎日大活躍しています。

サイズが600mlと大きめなので、氷をガラガラたくさん入れたり、500ml缶のビールを入れるのにもちょうどよく、絶妙なサイズ感となっています。

購入してから5年ほど経ちますが、非常に丈夫で全く壊れる気配もありません。

サーモス「真空断熱タンブラー/JDE-600」を5年間愛用して感じる魅力

実際に使ってみて実感した、サーモスの「真空断熱タンブラー/JDE-600」の魅力をご紹介します。

魅力1:真空断熱構造で冷たさをキープ!

筆者撮影

このタンブラーの最大の特徴は、真空断熱構造により保冷・保温ができ、飲み頃温度をキープしてくれることです。

また氷が長持ちするので、飲み物の味が薄まりにくいというメリットもあります。

高性能なのにお値段もお手頃なところは、さまざまなサーモス製品を愛用する筆者は「さすがサーモス!」と感じます。

魅力2:結露しない

グラスに冷たい飲み物を入れ、結露して手やテーブルが濡れてしまった経験がありませんか?大事な書類などが濡れてしまったりしたら大変ですよね。

このタンブラーは冷たい飲み物でも結露しにくく、手が濡れたり、テーブルが汚れたりすることがありません。

コースターも不要なので、わざわざ下に何か敷く必要がなく、手軽に使えます。

筆者撮影

魅力3:軽くてシンプル、食洗機にも対応

サーモスのタンブラーはシンプルなデザインと実用性を両立しており、年齢や生別を問わず、誰もが快適に使用できます。

本体重量は約200gと軽量で、実際に持ってみると思わず「かるっ!」と感じます。

筆者撮影

さらに食洗機に対応しているので、手洗いする必要もなく、毎日ガンガン使えます。

ファミリーサイズの400ml、コンパクトな340mlも!ギフトにもオススメ

600mlはサイズが大きめなので、女性や子供の場合は、飲みきれないこともあるかもしれません。

筆者は普段、300~400ml程度の、もう少し小さいサイズのマグカップやタンブラーを使用することが多いです。

サーモスからは同様のタイプのタンブラーが、他のサイズでも展開されているので、ちょうど良いサイズを探してみると良いかもしれません。

400mlは大人も子供も普段使いしやすい、ファミリー向け。手の小さい女性や子供にも持ちやすい、スリムな形状も魅力です。

340mlは、女性や子供にも使いやすいコンパクトサイズ。

さらに、あまり知られていませんが、サーモスのタンブラーは、実はデザインも豊富。

グラデーションカラーを施したタイプもあり、名入れにも対応しているので、記念やギフトにもオススメです。

さらにサーモスからは、保温機能をアップし、ほこりもカバーしてくれるタンブラー用の専用フタ(一部のモデル・サイズのみ対応)も展開されており、アウトドアにも最適です。

【タンブラー使い分け:日常編】日々のお出かけ・通学にはフタがしまる水筒を

我が家では、サーモスのタンブラー以外のマグや水筒も活躍中です。どのように使い分けているのかご紹介します。

まず、日常使いや通学に大活躍する水筒類をご紹介します。

1. ハイドロフラスク「HYDRATION 12 oz Standard」漏れにくく安心!

筆者撮影

筆者はペットボトルを買うことは基本的に無く、毎日必ず水筒を持ち歩きます。

日常使いで重視したいのは、保冷・保温能力にあわせて「漏れにくい」こと。

これまで色々な水筒を試してきて、保冷・保温能力が高い水筒は多くありますが、意外と「漏れにくい」水筒は少ないと感じました。

フタを閉めていたつもりがちゃんと閉まっていなかったり、しっかり閉めてもなぜか漏れたりして、カバンの中が濡れてしまうと、がっかりしてしまいますよね。

そこで「漏れにくい」水筒として行き着いたのが、ハワイ土産としても高い人気を誇る、アメリカのステンレスボトル「ハイドロフラスク」

▼「HYDRATION」シリーズ(12 oz Standard Mouth)サイズ

ハイドロフラスク「HYDRATION」シリーズ(12 oz Standard Mouth)サイズ

  • 容量:354ml
  • 口径:48.5mm
  • 本体寸法 幅×高さ:73mm×165mm
  • 重量:227g

ボトルキャップがスクリュータイプでしっかり閉まるので、一度も漏れたことがなく、安心して使えます。

高い保冷・保温性に加え、ボトルキャップにハンドルが付いているので持ち運びしやすいことも高ポイント。

ホットコーヒーを入れたり、冷たい水やお茶を入れて毎日持ち歩いています。

なお気になる点としては、12oz(354ml)サイズで重さが227gと少し重く感じること。

また、フタを開けるのに少し力がいるので、小学校低学年の子供が一人で開けるのは少し難しいようです。

2. サーモス「真空断熱ケータイマグ/JOK-500」子供の学校用に大活躍!食洗機可

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筆者は小学1年生と3年生の子供がおり、毎日学校に水筒を持って行く必要があります。

そこで活躍しているのが、サーモスの食洗機OKの水筒「真空断熱ケータイマグ」。

サーモス「真空断熱ケータイマグ/JOK-500」

  • 容量:0.5L
  • 保温効力(6時間):69℃以上
  • 保冷効力(6時間):10℃以下
  • 口径:約4cm
  • 本体寸法/幅×奥行×高さ(約cm):6.5×7.5×23.0
  • 本体重量:約0.3kg

この水筒を買う前は、プラスチックの水筒がひび割れしたり、ステンレス製の水筒でもフタを開け閉めする金属が壊れてしまったりと、頻繁に水筒の買い換えが必要でした。

ところがこちらのサーモスの水筒を2年前に購入してからは、まったく壊れることがなく、食洗機でも洗えるので、本当に良い買い物だったと実感しています。

保冷能力もさすがサーモスならではで、夕方学校から帰ってきても、朝入れた氷が溶けずに残っているほどです。

ぴったりサイズの専用カバーもあるので、お子様の好みのデザインのカバーを探してみてはいかがでしょうか?

スリムタイプなのでカバンの中でもかさばらず、大人の普段使いにもオススメです!

【タンブラー使い分け:コーヒー編】マグカップや口が広いタイプはハンドドリップもしやすい

続いて、自宅やキャンプでコーヒーを楽しむのにおすすめなアイテムをご紹介します。

1. スノーピーク「チタンダブルマグ300」自宅やキャンプでヘビロテ!

筆者撮影「長年の愛用によりロゴが剥げてしまいましたが、スノーピークのチタンダブルマグです」

主に自宅やキャンプでコーヒーを飲むのに愛用しているのが、スノーピークのチタンダブルマグ。

10年ほど前に家族への誕生日プレゼントとして購入し、ほぼ毎日のように使っています。

スノーピーク「チタンダブルマグ 300」

  • サイズ:Φ83.2×89(h)mm
  • 重量:84g
  • 容量:300ml

保温性に優れた二重構造のダブルウォールで、熱々のコーヒーを長く楽しむことができ、飲み口がなめらかに溶接処理されているので、「アチッ」とならずに飲めます。

2. スタンレー「真空マグ 0.23L」コーヒーの持ち歩きに!

筆者撮影

外出時に、自宅で淹れたコーヒーを持ち歩くのに活躍しているのが、スタンレー(STANLEY)の真空マグです。

スタンレー「真空マグ 0.23L」

  • 容量(L):0.23
  • 重量(g):260
  • 保温効力:48度以上(6時間)
  • 保冷効力:11度以下(6時間)

高い保温性能に加えて、しっかりとフタを閉められるので漏れにくく、中に飲み口が付いているので熱いコーヒーも飲みやすいです。

コンパクトな飲みきりサイズで、シックなデザインでオフィスにもぴったりです。

3. サーモス「真空断熱スープジャー/JBT-301」はマルチに活躍

筆者撮影

サーモスの「真空断熱スープジャー」は、温かいごはんやスープ、カレーなどを持ち運ぶことができ、外出時のランチなどに活躍してくれます。

サーモス「真空断熱スープジャー/JBT-301」

  • 容量:0.3L
  • 本体重量:約0.3kg
  • 保温効力(6時間):55℃以上
  • 保冷効力(6時間):12℃以下

間口が広いのでコーヒーのドリッパーがぴったりで、コーヒーを淹れるのにも活躍しています。

最近は車の中で仕事をすることが多いのですが、狭い車内でも安定感を持ってコーヒーを淹れることができて助かっています。

筆者撮影

【タンブラー使い分け:防災・キャンプ編】冷やせて便利!ウォータージャグ代わりにも

最後に、防災やキャンプなどのアウトドアでも活躍し、防災用としても心強いプラスチック水筒やスクイズボトルをご紹介します。

1. 「プラスチック水筒」防災や冷蔵庫で活躍!

筆者撮影

このプラスチック水筒は、子供が防災用品として貰ったもので、ホイッスルやアルミブランケットなどが収納されていました。

メーカーは分かりませんが、このような防災ボトルです。

これまでプラスチック水筒は、あまり使う機会がありませんでしたが、せっかく家にあるので何か使ってみようと色々試した結果、意外と役立つシーンが多いことが分かりました。

保冷・保温機能がある水筒は、冷蔵庫で冷やすのには向いていませんが、プラスチック水筒なら冷蔵庫で冷やすことができます。

そのため、緑茶やコーヒーを冷蔵庫で水出しするのに役立っています。

また温かいお湯を入れると、保温バッグの中を温かく保つことができます。寒い時期には湯たんぽ代わりにも使えそうです。

ただし筆者が所有しているボトルは、フタがしっかり閉まらず、横向きにすると漏れてしまうことも。

そこで次は密閉性が高くアウトドアでも人気の高い、「ナルゲンボトル」の購入を検討しています。

「ナルゲン(nalgene)ボトル」とは、アメリカのナルゲン社が開発したプラスチックボトルで、もともとは科学の研究や医療用に使われていました。

密閉性の高さや軽さが評判となり、現在ではアウトドアや登山、スポーツなど幅広いシーンで高い信頼を得ています。

保冷・保温機能はないものの、耐熱・耐冷機能を備えています。なんと-20℃から100℃まで対応しており、冷凍したり熱湯を入れたりすることができるのです。

なお冷凍する際は、膨張による破裂を防ぐため、キャップを外しておく必要があります。

2. 「スクイズボトル」はキャンプのウォータージャグ代わりにも!

筆者撮影

スクイズボトルとは、スポーツドリンクなどの飲用ドリンクを飲むために開発された携帯用ボトルのことです。

主に子供のサッカー用として使用していましたが、試しにキャンプに持って行ってみたところ、意外に役立つことに気付きました。

軽くて大容量なので、キャンプ場で水を運ぶのにとても便利なのです。

キャンプ場では水場からテントサイトまで距離がある場合も少なくないので、ウォータージャグ代わりに役立ちます。

さらに水もちょっとずつ押し出せるので、ちょっと手を洗ったり、料理で水を足すのに大活躍しています。

サーモスの水筒・タンブラーは高性能でオススメ!サイズや形で使い分けよう

筆者撮影

今回は、筆者が愛用するサーモスの「真空断熱タンブラー/JDE-600」をレビューしました。

また筆者が活用している、全8点の水筒やタンブラーの使い分けについてもご紹介しました。

8点中3点がサーモス製となっており、改めてサーモスの信頼性の高さが感じられます。

お気に入りのタンブラーや水筒があれば、毎日のコーヒータイムや晩酌が格別なものとなり、キャンプなどのアウトドアでも素敵な時間が過ごせます。

ぜひ自分にぴったりのタンブラーや水筒を見つけてみてくださいね。

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