澄んだ空気、浴びて力走 飯豊で全国白川ダム湖畔マラソン

新緑の木々に囲まれた白川ダム湖周辺をランナーが駆け抜けたマラソン大会=飯豊町

 全国白川ダム湖畔マラソン大会が28日、飯豊町の白川ダム湖岸公園発着のコースで開かれ、ランナーたちが湖畔の澄んだ空気を全身に浴びながら、新緑の中を駆け抜けた。

 小学生未満から、お年寄りまで県内外808人がエントリー。10キロ、5キロ、2キロの3コースで健脚を競った。「お父さん、頑張れー」などと沿道から子どもの声が響き、参加者同士がエールを送り合いながら走る姿もあった。南陽市関根、高校教諭吉田康輔さん(48)は、長女華南さん(8)、長男尚央君(5)と出場。「2人にはかなわなかった」と悔しがりつつ、わが子の力走に目を細めた。

 町や町スポーツ協会などが主催し、41回目。工事中の橋を避けるため、例年とは異なるルートで行った。女子長距離選手の岩出玲亜さん(デンソーフリートセローズ)がゲストランナーとして参加した。

新緑の木々に囲まれた白川ダム湖周辺をランナーが駆け抜けたマラソン大会=飯豊町
新緑の木々に囲まれた白川ダム湖周辺をランナーが駆け抜けたマラソン大会=飯豊町
新緑の木々に囲まれた白川ダム湖周辺をランナーが駆け抜けたマラソン大会=飯豊町

© 株式会社山形新聞社