市原市長選挙 現職の小出氏3選 「今後4年間も市民とともに邁進」

市原市長選挙 現職の小出氏3選 「今後4年間も市民とともに邁進」

 任期満了に伴う市原市長選挙が28日、告示され、現職の市原市長、小出譲治さん(無所属・現職)のほかに立候補を届ける人はおらず、小出さんが無投票で3期目の当選を決めました。

 3期目の当選を決めた小出さんは、市議会議員出身の62歳で、8年前の市原市長選で初当選しました。

 無投票での当選は、前回4年前に続き、2回連続です。

 小出さんは、28日の祝勝会で「どこひとつ取り残さない」と述べ、市内に3つあるJRの駅周辺を都市拠点として整備を進める一方で、人口減少が進む市南部も「地域に合った街作り」に取り組む考えを示しました。

 また、財政支援を要請してきた市内を走る小湊鉄道については、市として予算を確保し、小湊鉄道が廃線となった場合にかかる行政コストの調査や、小湊鉄道の設備投資計画の精査に取り組んでいて、「地元の皆さんが小湊鉄道をどれだけ存続させたいか、強い思いがあるかだと思う」と述べました。

 3選を決めた 小出譲治氏(無所属・現)
「市民と2期8年、対話を重ね市民の思いを形にする行動が市民に一定の信頼いただいたものと思う。27万人余りを擁する市原市が課題先進都市として解決できなければどこの自治体も解決できない。そんな強い思いを持ち今後4年間も市民とともに邁進していきたい」

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