G7サミットで注目!瀬戸内 観光型高速クルーザー「SEA SPICA(シー スピカ)」とは?

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1. 船舶の名称

「SEA SPICA(シー スピカ)」SPICA(スピカ)は、乙女座で最も明るい恒星。春の夜に青白く輝き、夜空に春の大曲線を形成する一等星のひとつで、日本では真珠星と呼ばれています。瀬戸内の青い海の上で、美しい輝きを放ちながら人を自由で開放的な旅に誘う船。それが瀬⼾内観光型⾼速クルーザー「SEA SPICA」です。

ロゴマークは、船名の「SEA SPICA」由来でもある、 乙女座・春の大三角形を構成する真珠星=SPICA(スピカ)と 瀬戸内海の島々を結ぶ航路を重ね合わせて表現されています。

2. 船内の設備<1F>

旧来の高速船とはまったく異なる、特注のソファ型の座席で各席にはテーブルやドリンクホルダーも設置されています。また、窓からの景色を多くのお客様にお楽しみいただけるような工夫として、窓側の座席を少し外側に傾け、背もたれもやや低くなっています。

3. 船内の設備<2F>

2階のスピカテラスには、せとうちの島々をイメージした形のソファーに加えてカウンターテーブルが設置されており、開放感を感じながらゆったりと瀬戸内海の景色を楽しめます。また、足のご不自由な方にも上がっていただけるよう昇降機が備えられており、バリアフリーにも配慮されています。

4. 瀬戸内しまたびライン

瀬戸内しまたびラインとは「SEA SPICA」(シースピカ)で、瀬戸内の島々を巡る船旅のことです。

運行コースは、とがあり、瀬戸内に浮かぶ「うさぎ島」として有名な大久野島や、音戸の瀬戸、瀬戸内の島々を巡ります。瀬戸内海汽船『瀬戸内しまたびライン』予約もできます

5. G7サミットにおける利用

今年5月19日から21日まで広島で開催されたG7サミットにおいて、宮島への首脳陣の移動手段として使用されました。

デッキ内では談笑する姿もみられました。

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